品目マスタの原価入庫時の品目評価
管理区分により決定
標準原価(原価管理S)
- 在庫転記がすべて品目マスタに定義された原価で行われる
- 差異は購入価格差異勘定に転記
移動平均原価(原価管理V)
- 在庫移動の発生ごとに在庫合計値/合計数量で自動計算
- 1) 十分な在庫がある場合 : 在庫勘定に転記
- 2) 十分な在庫がない場合 : 差異勘定に転記
例
標準原価200円、購買発注250円の場合
Sの場合
借方)在庫 200円 貸方)入庫・請求仮勘定 250円
価格差異 50円Vの場合
借方)在庫 250円 貸方)入庫・請求仮勘定 250円
実務上の使い分け
外部調達は移動平均原価で、内製品は標準原価で管理。
内製品は標準原価との差異管理が重要であり、外部調達は移動平均で管便化を図るため。